東京たらればゲイ

彼氏ができればなぁ… Podcast「前髪系ゲイブロガーのBLのリアル」を配信中です

年下ゲイに弄ばれて泣くけど、恨まない

カフェで一人。涙がポロポロでてくる。店主に万が一見えないように、顔を外の方に向ける。

 

 

Nくんから、デートのリスケのリスケをあっさり「ぁ、ごめん、日曜もだめだった」と言われて強制終了させられてしまった。

 

「また連絡するね!」とも。

 

これは用済みのやつだ。

気まぐれの施しもめんどくさくなったやつだ。

菩薩にも限界があるみたいだ。

菩薩に呆れられては、逝く先がない。

 

わかってるわかってる。相手の気持ちを勝手に推測して決めつけちゃいけないことも、勝手にまだうまくいくかもしれないと期待するのも、相手に執着してはいけないことも、自分ばかりが好きになって、相手が重く感じたら終わっちゃうことも、追いLINEをしてはいけないことも。全部頭では分かってる。

 

そもそも付き合うまでの、一喜一憂になんの意味がないことも。

 

でも、ぼくの心は常に乱高下していて、ちょっとの刺激でレールを外れたジェットコースターみたいに、どこか遠くまで飛んでいってしまう。精神統一をしてるヤツの頭をぶったたいて、肩をガンガン揺らす嫌がらせをしたくなるぐらいには、落ち着いたやつを一方的に憎むようになる。

 

少し時間をおきたい。過去の自分を恥ずかしみ、劣ったものだと感じる時までタイムリープしたい。その後も、成長した気になってまた同じことを繰り返すまでがワンセットだけれど。

 

人生の長さからしたら一瞬のできごとで、1年後にはどうでもいいことになるのに。今のぼくの心を動かすのは、彼からのメッセージが一番影響する。

 

ぼくの気持ちなんて塵芥と思っているサイコパス野郎ってののしりたい。どうせイケメンとリアルするから邪魔になったんだろうってののしりたい。モテるからって調子のってるクズなんだってののしりたい。お前は大していい男ではないとののしりたい。

 

好きが恨みに変わっていく。

愛に一番近い感情が、憎しみだという人がいるが、よく分かる。欲しいものがもらえない飢餓状態の人間が一番なにをしでかすか分からない。ぼくは良いストーカー体質なので、ギリギリセーフのラインを保つが。

 

全部決めつけだけど、そうでもしないと、子供のまま成長できないぼくの心はやりばがない。

 

もっとドラマチックで、もっと物語の展開がスムーズなラブストーリーの脚本が欲しい。こんなしょぼい一喜一憂に揺さぶられている場合ではないのに。

 

ぼくができる唯一の報復は、コンテンツにさせてもらうことだ。せめて無駄じゃなかったと思える……。

 

あと、明日はタメのゲイとリアルする。

 

Nくんと会うために昼に会う約束だったけど、なくなって、運良く夜に飲みにいくことになった。

 

韓国料理食べながら飲んでくるわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ楽しみいいいいいいいいい!!

 

明日の人を好きになるううううううYOOOOOOOOO!!!!!!

お前はただの練習台だったんだよおおおおおお!!!!!!

 

 

……って言ったら、少しは傷ついてくれる?

Nくん……

 

XOXO