東京たらればゲイ

彼氏ができればなぁ… Podcast「前髪系ゲイブロガーのBLのリアル」を配信中です

女性にモテるゲイの気持ちを赤裸々に〜粘着もされる〜

 

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今回は生まれてから22年間、とにかく女子にモテたゲイである僕の話を書きたいと思います。

 

現在は26歳で全然モテていないので快適に過ごしています。

 

wgay-life.hatenablog.com

 

この記事で「たらればゲイさんが女性にモテた話を読みたいです!」というコメントを頂きました。

 

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BPC
さんありがとうございます!

みかんさんも便乗ありがとうございます(笑)

 

……

 

おい!後ろの席~!

そこーーー、ひそひそ陰口いうなーー、自作自演じゃないぞーー!

 

コメント助かります。

自発的に書こうと思うタイミングは、感情に起伏があった時が多くて

そのせいで大体メンヘラ状態で書いてしまい、最近の記事は内容が暗いことが多くなってしまっているので(笑)

 

 

 

大前提、イケメンとして育つこと

 

僕は大前提として22歳までイケメンとして育ちました。

 

大学入学時までの初対面の相手には「イケメンだね!」と言われるのが普通でした。

 

現状ノンケ界の顔面戦闘力は平均だと思っています。

 

磨けば少し光りそう?なポテンシャルを少し匂わしているんじゃないかと少し期待して生きていますが。

 

あとモテてきたと言っても、遺伝子レベルが高いイケメン様方とは違い僕の親の顔は普通。

 

ではなぜめちゃくちゃ顔を褒められていたかというと、幼さ補正がかかりやすいタイプの顔だったんです。

 

いわゆる中性的なかわいい系です。

目が大きく(今は普通)、髪がさらさらで、色白

 

だった(まじで過去)

 

ただ、これは全部幼さ補正がかかりやすかった体質だからでした。

 

正統派イケメンの場合、補正があってもなくても人生の通年イケメンなんですよ。(遺伝子レベルで男女ともに決まっている)

 

例えば竹野内豊とか、別に幼さとか関係ないじゃないですか?

 

だから学生時代はとびきりの幼さ補正は入ってなかったんじゃないかと思います。

補正がはいってなくてもイケメンであったことは間違いないと思いますが。

 

一方で小池徹平はどうか?

小池徹平24歳ごろまでは死ぬほど「イケメン!」と叫ばれてたんじゃないでしょうか?

 

現状は30こえた普通のおじさんですが、若い頃はこの幼さ補正が数倍、というか乗数てきな感じでかかる顔のタイプ。

 

僕はこっちのタイプでした。

 

小さい頃から、顔のことばかり言われるのでむしろ「自分の価値って顔しかないのか」と考えるほどでした。

 

運動も勉強も普通よりちょい下、趣味はオンラインゲームとアニメ……と中身がめちゃくちゃイケていなかったです。

 

しかし、幼さ補正がかかった顔を持つ僕は無駄に周りがちやほやしてくれるので「なにかで頑張んなきゃ!」とも思わず、ぬるま湯で生きていました。

 

お母さんからも良く

「お母さんとお父さんのいいところをとったら、あんたの顔になる」と言われていました。

 

僕はお姉ちゃんが2人いるのですが、1番上の姉とは瓜二つの顔をしていて2番めのお姉ちゃんだけ少しブサイクでした。

 

なので1番上のお姉ちゃんは僕に顔が似ているということを良く話していたし、2番めの姉は「私だけ似ていない」と少し自虐的に話していました。

 

 

女性にモテたエピソード 小学校編

 

 

wgay-life.hatenablog.com

 

にも書いたのですが日本人女性ってかわいい系の男性を好きな人が多いですよね。

 

僕は幼稚園の頃からモテました。

クラスの女の子の半分くらいは僕のこと好きだったと思います(笑)

 

ただ1番かわいいナナちゃんだけは、別の男の子が好きで片思いしていたのを覚えています。

 

この頃はまだゲイじゃなかったんですね。

 

小学校は4年生の時にしょーこちゃんという女の子と付き合っていました。

 

でも完全にプラトニック

 

そういえば小学生の頃はそこまでもてなかったかも!

でも顔だけでバレンタインのチョコをもらったりしていた。

 

というか小中ぐらいってあまり各人異性を評価をする判断基準をあまり持ち合わせてないんですよね。

 

 

女性にモテたエピソード 中学校編

 

中学校時代、入学式で一目惚れされました。

(この時一目惚れしてくれた女の子とは今でも仲良しで、今度結婚式に出席し余興をまかされています。)

 

僕はイケメンという理由だけでカースト上位に食い込めたので、小さい頃にカースト制度があったことに最近気づきました。

 

その当時、小学生の時に毎週バスケをやっていた関係でバスケ部に入部しました。

 

バスケ部という称号もあって小学校の頃よりもモテていたのかもしれません。

 

バレンタインデーにチョコは20こ以上もらってたと思います。

 

自分が好きになった子は大体僕のことを好きになってくれました。

 

割烹着投げ女子の手紙には……

 

僕は超デリカシーのない男子だったので、中学校時代女子が交換しあってる手紙をうばって読むということをしていました。

 

席替えの時、乱暴な男子が投げた割烹着が”とある女子”にぶつかりました。

 

その女子がとっさに「どういう神経してんのよ!」と怒鳴ったためそれがクラスでブームになり、その女子のあだ名は「どういう神経してんのよ」になりました。

 

そして僕は"女学生「どういう神経してんのよ」"の手紙を強盗したことがありました。

 

奪った手紙に書いてあった内容は

 

たらればは、ぅちのことどぅぉもってるのかな?

 

 という「僕のことが好きで、どう思われてるのか気になる!」という趣旨の内容でした。

 

がっつり読んだ後、奪い返されて「読んだ!?」とめちゃくちゃ聞かれましたが、さすがに知らないふりをしました。

 

その時こそ「どういう神経してんのよ」と彼女は言うべきだったと思います。

 

そんなこんなで中学時代は4人ぐらいと付き合った気がします。

 

それと同時にバスケ部の後輩と毎週筋トレの時間にキスをして、ゲイになっていくのもこの時期です。

 

女性にモテたエピソード 高校編

 

高校時代はそんなにモテなかった気がします。

 

ここらへんから女子は"男の価値を図る定規の種類"を増やしていきました。

 

ぼくは顔以外には特に持ち合わせがありませんでした。部活は軽音部でしたが演奏がとても下手でしたし、最初のテストの成績もクラスで3番ぐらいです。下から(笑)

 

学年最後のテストの点数で成績を決める制度だったのでなんとか生き延びていました(笑)

 

その当時流行っていたmixiの紹介文で

 

ぼくが高校生の頃、流行っていたSNSmixiでした。

 

前略プロフというしょうもなさすぎるSNSから3次元ぐらい飛び越えた進化をしていて、めちゃくちゃ面白かった記憶があります。みんな常にログイン5分以内をマークしていました。

 

(ゲイバージョンのメンズmixiもあったりしましたね。)

 

mixiの大きな特徴は友達に紹介文を書いたり、書いてもらったりすることです。

 

mixiの僕の紹介文には「学年で1番イケメン!」と書かれていたりしました。

 

しかし、その当時ぼくは徐々に自分のポテンシャルの低さに気づいていました。

 

ぼくの高校にはスポーツ科があったんですが、その人たちってスポーツが全国レベルな上にバリクソイケメンだったんです。

 

当時からゲイだった僕はバレー部のキャプテンをずっと視姦していました。

 

一方その当時の僕といえば、バスケをやめて軽音部に入っていたので、まーだらしないし筋肉もないわけです。

 

かと言ってモテないわけでもなく、高校1年の入学式が終わった直後

男女が全然まだ打ち解けない期間中、女子に一番最初に連絡先を聞かれました。

 

あと高校時代の間は女子と関係を持たないよういしていましたが、2人ぐらいに告白されたと思います。

 

それだけでなく、なんだかこの頃は男子に可愛がられることが多かったかもしれないです。

 

合宿で乳首を同室のやんちゃ系陸上部にいじられたり

 

同じ軽音部の男の子に、修学旅行で寝起きを襲撃され

「たらればって男のこのかわいいを全部集めたかんじだよな」と言われたり

 

全然知らないちょっと頭いいコースの人に

突然「そのパーマめっちゃいいね!」と言われて

そのあと耳元に小声で「かわいすぎて俺ホモになっちゃうよ・・・」と言われたり。

 

その当時は「なんだこいつ」ぐらいにしか思っていなかったんですが、今思うとホモが寄ってきていた可能性はあります。

 

ちなみに高校時代は完全にゲイに目覚めていたのですが隠していたので、女子も男子も一人も付き合わずにおわりました。

 

(その頃から片思いが得意でした。)

  

女性にモテたエピソード 大学編

 

大学入学するタイミング、僕にはメンミクで出会った彼氏がいました。

 

なので大学入学時の浮足立つ新入生の「恋人ゲット~~!」みたいな波にも興味がありませんでした。

 

大学生活を楽しむため、せっかくだから軽音のサークルに入ってみようと思っていました。

 

2つぐらいみていたんですけど、片方は誰でも受け入れる100人規模のサークルでもうひとつは20人程度の小さなサークルでした。

 

僕は、新入生歓迎会にどちらも参加したのですが最終的には100人規模のサークルにしました。

 

しかし、サークルに入ったあとに女性に粘着をされます。

 

結局はいらなかった方の20人規模のサークルメンバーは、先輩が決めた入れたい新入生だけを入れるサークルでした。

 

僕は入らないことにしたので入部届を出さなかったのですが、電話がかかってきて「入ってほしい」とお願いされました。

 

そのサークルにいたメンヘラ女子の先輩が粘着してきたのです。

 

薄々好意には気づいていたのですが、ゲイなので自分から遠ざかっていました。

 

しかし、その先輩はあろうことか

僕がはいった方のサークルに、3年次なのにも関わらず入部してきたんです。

 

はじめていく合宿に彼女がいて困りました。僕はめちゃめちゃ避けました。

 

飲み会の時「全然遊んでくれない、ホモなの?」と聞かれました、そのとおりです。

 

しかし、その当時まったくカミングアウトする気がなかったのでテキトーにやり過ごしました。

 

カミングアウトしないと本当の意味で人と打ち解けるのは今でも難しいと思っています。

 

ちなみにその合宿で組んだバンドメンバーは男子2女子2のバンドだったんですが、全員男性愛者でなおかつ腐っていました(笑)

 

ギターの男がオープンゲイで、あとのふたりの女子は腐女子だったんです(笑)

のちのち知ることになりました。

 

サークルはライブの前に緊張でうなされるのが嫌で2年生にあがる前にやめましたww

 

大学3年次からはそれまでの堕落もあってちゃんともてなくなってきて、すごく快適に過ごせるようになりました。

 

 ブサイクなった現在の気持ち

 

今はイケメンキャラじゃなくなって本当に良かったと思っています(笑)

 

もとから大したイケメンじゃなかったんでしょうけど、非モテは居心地が良いです。

 

イケメンになりたいって思いながら、小さな努力をしているくらいがちょうどいい。

 

それに、本当の意味でモテていたわけじゃなかったと思います。

今は「モテ」というのは「人間力」のことだと思っているからです。

 

内面を知っていくとどんどんかっこよくみえてくる人っていますよね。そういう人になりたいです。

 

最近は僕の内面を面白いって言ってくれたり、仕事を褒められたりすることが増えてきました。少し違うのかもしれませんが、そういう魅力をマシマシにしたいです。

 

自慢話のように語りましたが、女性にモテた経験があればあるほど男性にモテない悲しみも感じる気がします。

 

ゲイ受けがめちゃめちゃ悪いわけでもないですが、ガチムチひげのような感じには憧れます。

 

ぼくは「コンプレックスは永遠の資産になる」という言葉が好きです。

今のコンプレックスは銀歯と左右非対称な顔の輪郭です。

 

コンプレックスを楽しんで自分のレベルをあげていければなと思います。

 

まぁ あーだこーだ言ったけど

適度にモテたらなぁ…

 

XOXO