東京たらればゲイ

彼氏ができればなぁ… Podcast「前髪系ゲイブロガーのBLのリアル」を配信中です

ゲイがアプリで出会う唯一のメリットを発見。出会いもレインボー説

 
ゲイの出会いは基本的にアプリが多いと思う。
ゲイにとってアプリは切っても切り離せない存在になっている。
 
しかし、アプリでの手軽な出会いは出会いの価値を希薄にさせている。
インターネット回線があればほぼ無限に出会いはあり、その手軽さはひとつひとつの出会いの価値を感じさせないシステムだからだ。
 
そして、通知がきた中で私たちは取捨選択をしていく必要がある。
どんなに暇な人でも、綺麗な空の画像を相手に根気よく昔の文通のようなスピード感では生きていない。
顔画像・身長・筋肉等の有無を比較検討し好みの人と連絡をとりあえばいいからだ。
会う手間と労力を考えれば、好みの人以外は必然的に連絡をとらない方がお互いのためになる。
 
アプリはいわばコンペのようなシステムだ。
ゲイの中で商品価値が低い人は少し肩身の狭い思いをするかもしれない。
amazonでかいものをする時、わざわざベストセラー商品を避けてレビューの低い商品を買う人は少ないのと同じ事のように。
 
学歴・社会的ステータスをあまり押し出すシステムにないので、見た目以外で巻き返すチャンスも少ない。
色々な問題を抱えるのがアプリ出会いサービスだ。
 
そんなシビアすぎるアプリでの出会いだが、今日私は唯一のメリットを発見した気がする。
 

普段つながれない人と繋がれる。自分よりスペックが上な人と出会える事がある

 
今日、私は1年ぶりに昔アプリで出会った人と食事に行った。
彼は外資系のコンサルで働きながら副業で月100万を稼ぐやりてリーマン、年齢は31歳だ。
顔もかっこいいし、センスも良く話も面白い、なにより頭が良い。
 
私はなんの取り柄もなく、オランウータンと変わらない知能しか持ち合わせていないが
アプリの画像と数行の文章ではさすがにそれがバレない。
正直彼が私と会ってくれる理由は今でも謎だが、捨てる神あれば拾う神はいるのだ。( 肉体関係はないが)
 
 
今回彼に会ったのは、彼が自分がこれから本業にしていこうとしている分野を副業で成功させているからだ。
1年ぶりで、なんの取り柄もない自分から彼に与えられるものはなにひとつ持ち合わせていないにも関わらず会ってくれた。
彼は個人事業主で副業をやっているが、その業界の最先端の技術をいち早く日本で導入する事で更に成功を収めようとしていた。
想像以上にいろんな話を聞かせてもらえてランチ代ぐらいは奢らせて頂きたいと申し立てたが断られてしまった。
どこまでも謎は深くなっていく。
謙遜しているわけではなくて、私は本当に見た目も知能も取り柄がない。しかし、ゲイアプリは時々こういった良い出会いを起こしてくれるのだ。
 
もし、私がゲイでなくノンケだったとしたらアプリはきっとやっていない。
今でこそアプリでの出会いはノンケたちの間で流行りはじめたが、今でもアプリでの出会いに抵抗のある人は少なくないからだ。
 
ゲイであることは一種人間関係の垣根、ボーダーラインを下げる事につながっているんではないだろうか?
 

ゲイバーのママが言っていた人脈形成

 
私は昔、1日体験でゲイバーの店子を体験したことがある。
その内容はまた別の機会に書こうと思うが、その時ママが言っていた事を思い出す。
 
ゲイバーには本当にいろんなジャンルの人が集まるそうで、医者、弁護士、テレビ局プロデューサーから風俗嬢、ホステス、ホスト
知っている職業は大方揃っていると言っていた。困った時に相談できるパイプをすべて持ち合わせているそうだ。
 

まとめ

 
LGBTのレインボーはなにも性別だけじゃなくて、
職業や生き方、ライフスタイルや考え方も含んでいるんじゃないかな?と最近考えるようになった。
 
性別はその人を表すひとつの要素でしかない。
ゲイはファッションなどでも時代の先端をいく傾向にあるが、アプリの出会いに関しても掲示板からの流れを脈々と受け継ぎ
メッセージを無視される悲しみを抱えながらもいろんな出会いの色もあるのかもしれない。
 
 
 
いい出会いは生きる上で一番大切だと思わない?
 
XOXO